2014年03月20日
2014年3月20日(木)
2014年3月20日(木)
手紙 ~拝啓 十七の君へ~
拝啓 この手紙読んでいるあなたは どこで何をしているのだろう
十七のあなたには誰にも話せない 悩みの種があると思うのです
未来の自分に宛てて書く手紙なら きっと素直に打ち明けられるだろう
今 負けそうで 泣きそうで 消えてしまいそうな僕は誰の言葉を信じ歩けばいいの?
ひとつしかないこの胸が何度もばらばらに割れて
苦しい中で今を生きている 今を生きている
拝啓 ありがとう 十七のあなたに伝えたい事があるのです
自分とは何でどこへ向かうべきか 問い続ければ見えてくる
荒れた青春の海は厳しいけれど
明日の岸辺へと 夢の舟よ進め
今 負けないで 泣かないで 消えてしまいそうな時は
自分の声を信じ歩けばいいの
大人の僕も傷ついて眠れない夜はあるけど
苦くて甘い今を生きている
人生の全てに意味があるから 恐れずにあなたの夢を育てて
Keep on believing
負けそうで 泣きそうで 消えてしまいそうな僕は誰の言葉を信じ歩けばいいの?
ああ 負けないで 泣かないで 消えてしまいそうな時は自分の声を信じ歩けばいいの
いつの時代も悲しみを避けては通れないけれど
笑顔を見せて 今を生きていこう 今を生きていこう
拝啓 この手紙読んでいるあなたが
幸せな事を願います
手紙 ~拝啓 十七の君へ~
拝啓 この手紙読んでいるあなたは どこで何をしているのだろう
十七のあなたには誰にも話せない 悩みの種があると思うのです
未来の自分に宛てて書く手紙なら きっと素直に打ち明けられるだろう
今 負けそうで 泣きそうで 消えてしまいそうな僕は誰の言葉を信じ歩けばいいの?
ひとつしかないこの胸が何度もばらばらに割れて
苦しい中で今を生きている 今を生きている
拝啓 ありがとう 十七のあなたに伝えたい事があるのです
自分とは何でどこへ向かうべきか 問い続ければ見えてくる
荒れた青春の海は厳しいけれど
明日の岸辺へと 夢の舟よ進め
今 負けないで 泣かないで 消えてしまいそうな時は
自分の声を信じ歩けばいいの
大人の僕も傷ついて眠れない夜はあるけど
苦くて甘い今を生きている
人生の全てに意味があるから 恐れずにあなたの夢を育てて
Keep on believing
負けそうで 泣きそうで 消えてしまいそうな僕は誰の言葉を信じ歩けばいいの?
ああ 負けないで 泣かないで 消えてしまいそうな時は自分の声を信じ歩けばいいの
いつの時代も悲しみを避けては通れないけれど
笑顔を見せて 今を生きていこう 今を生きていこう
拝啓 この手紙読んでいるあなたが
幸せな事を願います
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2014年03月19日
2014年3月19日(水)
2014年3月19日(水)
2年生もあと24時間をきりました。
(明日の時間割は、1校時清掃、2校時修了式、3校時HR)
明日のお昼には、もう春休みです。
3年生進級する準備はできましたか?
2年生3学期は準備の時期だとお伝えしましたが、新しい学年に進級したり、
違うことを始める時に準備することに一つ、「ガラクタ整理」をやってみましょう。
ガラクタ整理とは?
自分に不要なものを手放すことで、空間だけでなく、心の中にスペースを作り、新しい流れを呼び込むことです。
ガラクタとは?
ガラクタとは、以下の4つのいずれかに当てはまるものを言います。
1.使わないもの、好きではないもの
2.整理されていない乱雑なもの
3.狭いスペースに無理に押し込んだもの
4.未完成のもの全て(やろうと思ってやっていないこと、やっているけど中途半端なものなど)
何かを始めようと思っても、新しいことを始めるスペースがなかったら、何もできません。
ただきれいに見た目を整えるだけでなく、必要ないものを捨てたりすることで、
新しいことを始める準備ができてきます。
テスト前など、やることいっぱいあって大変な時ほど、
部屋の掃除をしたり、必要なものを捨てたりすることで、集中力もアップしていきます。
今日のロングホームルームの時間では、1年間お世話になった教室を全員で掃除したいと思います。
片付けをしながら1年間の出来事を振り返りつつ、3年生に進級する準備をしていきましょう。
2年生もあと24時間をきりました。
(明日の時間割は、1校時清掃、2校時修了式、3校時HR)
明日のお昼には、もう春休みです。
3年生進級する準備はできましたか?
2年生3学期は準備の時期だとお伝えしましたが、新しい学年に進級したり、
違うことを始める時に準備することに一つ、「ガラクタ整理」をやってみましょう。
ガラクタ整理とは?
自分に不要なものを手放すことで、空間だけでなく、心の中にスペースを作り、新しい流れを呼び込むことです。
ガラクタとは?
ガラクタとは、以下の4つのいずれかに当てはまるものを言います。
1.使わないもの、好きではないもの
2.整理されていない乱雑なもの
3.狭いスペースに無理に押し込んだもの
4.未完成のもの全て(やろうと思ってやっていないこと、やっているけど中途半端なものなど)
何かを始めようと思っても、新しいことを始めるスペースがなかったら、何もできません。
ただきれいに見た目を整えるだけでなく、必要ないものを捨てたりすることで、
新しいことを始める準備ができてきます。
テスト前など、やることいっぱいあって大変な時ほど、
部屋の掃除をしたり、必要なものを捨てたりすることで、集中力もアップしていきます。
今日のロングホームルームの時間では、1年間お世話になった教室を全員で掃除したいと思います。
片付けをしながら1年間の出来事を振り返りつつ、3年生に進級する準備をしていきましょう。
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2014年03月18日
2014年3月18日(火)
2014年3月18日(火)
「志望大学は決まっていますか?」個人面談でみなさんにこのような質問をしました。
結果はこのような感じです。
①第一志望の大学と学部が決まっている人(15名)
②学部は決まっていて、大学で迷っている人(11名)
③大学と学部で迷っている人(5名)
④未定な人(3名)
①の行きたい大学と学部が決まっている人は、具体的に目標が決まっているので、あとは頑張るだけです。
自分の目指す目標に向けて、しっかりと計画を立てて頑張っていきましょう。
②学部は決まっていて、大学で迷っている人
迷っているケースとしては、「県外」にいくか「県内」に行くか。
もしくは、「私立」にいくか「国公立」にいくかで迷っている場合が多かったです。
親からは琉球大学に行くように進められて(県外は反対されて)、模試の志望校に琉球大学と書いているけれど、
「将来は沖縄に帰ってきて就職したいので、4年間の大学生活は県外で過ごしたい」という意見がありました。
また、「県外だとお金がかかって大変だから」という理由で反対されているという人もいました。
「どうして自分が県外に行きたいのか」という理由をはっきりさせて、学費などかかる場合は奨学金などを受けて、進学することが可能かどうか、しっかりと考えてみましょう。
③大学と学部で迷っている人
「好きなことを専門に学べる学部に進学するか」もしくは「職業につながる学部に進学するか」
このどちらにするのかで、迷っている人が多かったです。具体的にいうと「医学部保健学科」に進むか、「好きな文系の学部」に進むかで迷っているなどです。保護者との面談で聞く意見は「将来の就職につながるところに進学して欲しい」というのと「自分が進みたいところを見つけて欲しい」という意見です。医学部保健学科など専門性の高い学部に進学する場合は将来の職業が明確ですが、文系の学部に進学する場合は大学に進んでから可能性がいろいろあります。大学のホームページやパンフレットをみて、「卒業したらどのような進路があるのか」を調べてみましょう。
④未定な人
「東京(県外)には行きたい」のだけど、「自分がどの学部や学科に進むのがあっているのかわからない」という意見が多かったです。
全てに共通するアドバイスですが、しっかりと保護者と話をして「自分がどこに進みたいのか」を伝えてみましょう。本当は県外に進学したいと思っている人も、反対されるかもしれませんが、自分の意見を伝えることは大切です。一人で悩んでいてみても、なかなか解決策はみつかりません。学校の先生、親、友人に話していくことで、違った視点や意見がみつかることもあると思います。ぜひ、家に帰ったら家族の人と、進路について相談してみましょう。
「志望大学は決まっていますか?」個人面談でみなさんにこのような質問をしました。
結果はこのような感じです。
①第一志望の大学と学部が決まっている人(15名)
②学部は決まっていて、大学で迷っている人(11名)
③大学と学部で迷っている人(5名)
④未定な人(3名)
①の行きたい大学と学部が決まっている人は、具体的に目標が決まっているので、あとは頑張るだけです。
自分の目指す目標に向けて、しっかりと計画を立てて頑張っていきましょう。
②学部は決まっていて、大学で迷っている人
迷っているケースとしては、「県外」にいくか「県内」に行くか。
もしくは、「私立」にいくか「国公立」にいくかで迷っている場合が多かったです。
親からは琉球大学に行くように進められて(県外は反対されて)、模試の志望校に琉球大学と書いているけれど、
「将来は沖縄に帰ってきて就職したいので、4年間の大学生活は県外で過ごしたい」という意見がありました。
また、「県外だとお金がかかって大変だから」という理由で反対されているという人もいました。
「どうして自分が県外に行きたいのか」という理由をはっきりさせて、学費などかかる場合は奨学金などを受けて、進学することが可能かどうか、しっかりと考えてみましょう。
③大学と学部で迷っている人
「好きなことを専門に学べる学部に進学するか」もしくは「職業につながる学部に進学するか」
このどちらにするのかで、迷っている人が多かったです。具体的にいうと「医学部保健学科」に進むか、「好きな文系の学部」に進むかで迷っているなどです。保護者との面談で聞く意見は「将来の就職につながるところに進学して欲しい」というのと「自分が進みたいところを見つけて欲しい」という意見です。医学部保健学科など専門性の高い学部に進学する場合は将来の職業が明確ですが、文系の学部に進学する場合は大学に進んでから可能性がいろいろあります。大学のホームページやパンフレットをみて、「卒業したらどのような進路があるのか」を調べてみましょう。
④未定な人
「東京(県外)には行きたい」のだけど、「自分がどの学部や学科に進むのがあっているのかわからない」という意見が多かったです。
全てに共通するアドバイスですが、しっかりと保護者と話をして「自分がどこに進みたいのか」を伝えてみましょう。本当は県外に進学したいと思っている人も、反対されるかもしれませんが、自分の意見を伝えることは大切です。一人で悩んでいてみても、なかなか解決策はみつかりません。学校の先生、親、友人に話していくことで、違った視点や意見がみつかることもあると思います。ぜひ、家に帰ったら家族の人と、進路について相談してみましょう。
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2014年03月17日
2014年3月17日(月)
2014年3月17日(月)
「将来の夢は何ですか?」と聞かれても、自分が何をやりたいのかわからない人も多いと思います。さまざまな業界で活躍している人をインタビューした「プロ論。」という本を読みましたので、一部引用して紹介します。
○世の中には理不尽なこともたくさんある(香山リカ)
努力すれば確実に報われるわけではないし、大した努力もしていない人が成功したりする。世の中には理不尽なこともたくさんあります。そういうとき、すぐに不安に陥るし、ついつい「自分だけ恵まれていないのでは」なんて思いがちです。今は情報もたくさんあって比較の対象が多いからなおさらかもしれません。
でも不安はどんなに恵まれた立場になっても避けることはできないし、人と比較をしても前には進まない。それよりも、今やるべきだと思ったこと、今やれることを自分から進んでやってみることが私は大事だと思います。そうすることで、意外な人との出会いが生まれたりする。それこそ計画していては生まれなかった幸運が転がり込んでくるんです。
○正解なんてどこにもない。信じるかどうかだ(秋元康)
だいたい正解なんて、どこにもないんですよ。でも、正解だと言い切る人に、人はついていく。はっきり「こうだ」という思いを持っている人に近づこうとする。そして、そういう人のところには仕事は集まります。僕はこれまで、成功を手にした人にたくさん出会ってきました。では、この人たちは何が違うのかというと、簡単です。「行動を起こしている」ということです。成功を手にできなかった人は必ず後からついてくる。「自分も同じことを考えていた」などと言って。問題は、やるかやらないかなんです。ここが運命の分かれ道。実行に移す人は、案外少ないんですよ。
○自分の運をもっともっと信じなさい(高橋がなり)
僕がまず若い人に言っておきたいのは、自分の運を信じなさい、ということです。みんな自分の運を信じないから、右に左にと迷う。どっちだっていいんですよ。自分が決めたんなら。選んだ道は、自分で幸運の道にしてやると思えばいい。僕は今でもそうです。物事は直感で決める。偶然の出会いを大切にする。だから、たまたまの巡り合わせに逆らわない。もし、あのとき落ちていたら、神様はその道に行くなと言ってるんだ、くらいに思っていたでしょうね。
○確信が持てるまで、さまよい続ければいい(高橋源一郎)
「作家って、そんなに簡単になれるんですか」と思う人も多いと思います。でもね、作家になった友人に聞いてみてもそうですが、賞に応募するとき、落ちるなんて思っている人は、いないんですよ。「もしかしてダメかも」というヤツはいない。「なれなかったらどうしよう」なんて念頭にもない。みんな、作家になるべくしてなったと思っている。もちろんそう思ってもなれない人はいると思うけど、実は妄想と確信は紙一重だったりするんです。そしてこれは、ほかの仕事でもいえると思います。マイナス思考では、なれるものもなれないということです。実力が50だとしても、萎縮すると10になっちゃうし、調子に乗れば100にもなるのが人間です。だとすれば、いかにプラスの方向に自分を持っていけるかということ。あまりに根拠のない自信は困るけど、強烈なプラス思考の回路を持つ人は強いと僕は思います。
「将来の夢は何ですか?」と聞かれても、自分が何をやりたいのかわからない人も多いと思います。さまざまな業界で活躍している人をインタビューした「プロ論。」という本を読みましたので、一部引用して紹介します。
○世の中には理不尽なこともたくさんある(香山リカ)
努力すれば確実に報われるわけではないし、大した努力もしていない人が成功したりする。世の中には理不尽なこともたくさんあります。そういうとき、すぐに不安に陥るし、ついつい「自分だけ恵まれていないのでは」なんて思いがちです。今は情報もたくさんあって比較の対象が多いからなおさらかもしれません。
でも不安はどんなに恵まれた立場になっても避けることはできないし、人と比較をしても前には進まない。それよりも、今やるべきだと思ったこと、今やれることを自分から進んでやってみることが私は大事だと思います。そうすることで、意外な人との出会いが生まれたりする。それこそ計画していては生まれなかった幸運が転がり込んでくるんです。
○正解なんてどこにもない。信じるかどうかだ(秋元康)
だいたい正解なんて、どこにもないんですよ。でも、正解だと言い切る人に、人はついていく。はっきり「こうだ」という思いを持っている人に近づこうとする。そして、そういう人のところには仕事は集まります。僕はこれまで、成功を手にした人にたくさん出会ってきました。では、この人たちは何が違うのかというと、簡単です。「行動を起こしている」ということです。成功を手にできなかった人は必ず後からついてくる。「自分も同じことを考えていた」などと言って。問題は、やるかやらないかなんです。ここが運命の分かれ道。実行に移す人は、案外少ないんですよ。
○自分の運をもっともっと信じなさい(高橋がなり)
僕がまず若い人に言っておきたいのは、自分の運を信じなさい、ということです。みんな自分の運を信じないから、右に左にと迷う。どっちだっていいんですよ。自分が決めたんなら。選んだ道は、自分で幸運の道にしてやると思えばいい。僕は今でもそうです。物事は直感で決める。偶然の出会いを大切にする。だから、たまたまの巡り合わせに逆らわない。もし、あのとき落ちていたら、神様はその道に行くなと言ってるんだ、くらいに思っていたでしょうね。
○確信が持てるまで、さまよい続ければいい(高橋源一郎)
「作家って、そんなに簡単になれるんですか」と思う人も多いと思います。でもね、作家になった友人に聞いてみてもそうですが、賞に応募するとき、落ちるなんて思っている人は、いないんですよ。「もしかしてダメかも」というヤツはいない。「なれなかったらどうしよう」なんて念頭にもない。みんな、作家になるべくしてなったと思っている。もちろんそう思ってもなれない人はいると思うけど、実は妄想と確信は紙一重だったりするんです。そしてこれは、ほかの仕事でもいえると思います。マイナス思考では、なれるものもなれないということです。実力が50だとしても、萎縮すると10になっちゃうし、調子に乗れば100にもなるのが人間です。だとすれば、いかにプラスの方向に自分を持っていけるかということ。あまりに根拠のない自信は困るけど、強烈なプラス思考の回路を持つ人は強いと僕は思います。
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2014年03月14日
2014年3月14日(金)
2014年3月14日(金)
高校生のうちに身につけておいた方がいい力はどんな能力だと思いますか?
学校でいろんな科目の授業を勉強したりしていますが、将来役に立つのかな?と疑問に思ったりすると思います。
私が今読んでいる本で藤原和博さんが書いた「35歳の教科書」という本があります。引用して紹介したいと思います。
「35歳の教科書」より引用
人間にとって必要な力で10代の終わりまでに身につけておくべき力は何か。私は「集中力」と「バランス力」の二つだけでいいと考える。集中する事柄は何でもかまいません。私はたくさんのビジネスパーソンに出会ってきましたが、これまでに「集中力はビジネスの世界に入ってから鍛えました」という人に会ったことはない。成功する人は、子供の頃に何かしら集中した経験があります。もうひとつはバランス力です。「自分と地面」「自分と家族」「自分と友達」というように世の中全体と自分との的確な距離感を保つ訓練をするという意味です。集中力は勉強だけでも身につきますが、バランス力は、遊びの中で身につくことが多い。この集中力とバランス感覚さえ持っていれば、将来的に興味が向いたとしても自分のものにできる。
20代は仕事を通して夢中になれることを見つける時期。20代はとにかく「これだ」と決めたらとことん打ち込むこと。プロとしてのスキルを体得するまたとない期間です。30代は迷ってもいい時期だと思います。20代のがんばりによって一定のスキルは身に付ついた。され、これからどうするか。しっかり考えるべき時です。ここで決めた方向性は40代、50代と続きます。40代以後、人生の方向性をコロコロ変えるのは得策とは言えません。30代はこれからの数十年を見据えながら過ごす期間だと認識してください。もちろん「迷っていい」と言っても、30代のうちに決めておかなければならないこともいくつかある。最も大事なのは、「自分の技術とは何なのか」について自身と向き合って離してみること。もうひとつは会社以外に打ち込めることを見つけること。10代で基礎を固め、20代で何らかのスキルを獲得し、30代は40代、50代をどう生きるのか模索する。人生の大まかなアウトラインは必要ですが、私は走りながら考えてもいいと思っています。なぜなら「それぞれ一人一人」の時代、答えは自分で見つけだすしかないから。もはや、誰にでも通用する「正解」など、なくなってしまったのです。
【担任からコメント】
長時間勉強するには、集中力が必要です。スポーツでも芸術関係のことでも、何でもいいので何かに打ち込んだ経験の人は凄いなと、高校を卒業したあとに一緒に何か仕事をしたりするときに実感します。受験勉強をしていて、「こんなの大学受験終わったら役に立たない」と思ったりすることもあるかもしれませんが、勉強を通じて身につけた集中力は一生の支えになります。また集中力は勉強で身につくことができますが、「バランス力」は人との交流を通じて身につけることができます。ぜひクラスの人との交流を通じて、「バランス力」を身につけましょう。クラス全体で勉強も一緒に頑張って集中力を身につけ、お互いに教え会って交流しバランス力も身につくクラスにできたらいいなと思います。
高校生のうちに身につけておいた方がいい力はどんな能力だと思いますか?
学校でいろんな科目の授業を勉強したりしていますが、将来役に立つのかな?と疑問に思ったりすると思います。
私が今読んでいる本で藤原和博さんが書いた「35歳の教科書」という本があります。引用して紹介したいと思います。
「35歳の教科書」より引用
人間にとって必要な力で10代の終わりまでに身につけておくべき力は何か。私は「集中力」と「バランス力」の二つだけでいいと考える。集中する事柄は何でもかまいません。私はたくさんのビジネスパーソンに出会ってきましたが、これまでに「集中力はビジネスの世界に入ってから鍛えました」という人に会ったことはない。成功する人は、子供の頃に何かしら集中した経験があります。もうひとつはバランス力です。「自分と地面」「自分と家族」「自分と友達」というように世の中全体と自分との的確な距離感を保つ訓練をするという意味です。集中力は勉強だけでも身につきますが、バランス力は、遊びの中で身につくことが多い。この集中力とバランス感覚さえ持っていれば、将来的に興味が向いたとしても自分のものにできる。
20代は仕事を通して夢中になれることを見つける時期。20代はとにかく「これだ」と決めたらとことん打ち込むこと。プロとしてのスキルを体得するまたとない期間です。30代は迷ってもいい時期だと思います。20代のがんばりによって一定のスキルは身に付ついた。され、これからどうするか。しっかり考えるべき時です。ここで決めた方向性は40代、50代と続きます。40代以後、人生の方向性をコロコロ変えるのは得策とは言えません。30代はこれからの数十年を見据えながら過ごす期間だと認識してください。もちろん「迷っていい」と言っても、30代のうちに決めておかなければならないこともいくつかある。最も大事なのは、「自分の技術とは何なのか」について自身と向き合って離してみること。もうひとつは会社以外に打ち込めることを見つけること。10代で基礎を固め、20代で何らかのスキルを獲得し、30代は40代、50代をどう生きるのか模索する。人生の大まかなアウトラインは必要ですが、私は走りながら考えてもいいと思っています。なぜなら「それぞれ一人一人」の時代、答えは自分で見つけだすしかないから。もはや、誰にでも通用する「正解」など、なくなってしまったのです。
【担任からコメント】
長時間勉強するには、集中力が必要です。スポーツでも芸術関係のことでも、何でもいいので何かに打ち込んだ経験の人は凄いなと、高校を卒業したあとに一緒に何か仕事をしたりするときに実感します。受験勉強をしていて、「こんなの大学受験終わったら役に立たない」と思ったりすることもあるかもしれませんが、勉強を通じて身につけた集中力は一生の支えになります。また集中力は勉強で身につくことができますが、「バランス力」は人との交流を通じて身につけることができます。ぜひクラスの人との交流を通じて、「バランス力」を身につけましょう。クラス全体で勉強も一緒に頑張って集中力を身につけ、お互いに教え会って交流しバランス力も身につくクラスにできたらいいなと思います。
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2014年03月13日
2014年3月13日(木)
2014年3月13日(木)
「どのようにしたら、クラスの満足度があがるでしょうか?」
昨日のロングホームルームの時間に、クラスの皆さんにアイデアを出し合ってもらいました。
①まずは今年度(高2年が終わるまで)にできること。
②高3年がスタートして、1学期のうちにできること。
③来年の3月に卒業するまでにやっておきたいこと。
の時間を意識してアイデアを出してもらいました。
クラスの中で自分がやりたいことをするために大切なのは、クラスと自分が互いに合意できるテーマ、いわば「ツボ」を発見することがポイントです。クラス全体のビジョンやみんながやりたいと思っていることを理解して、それにマッチングするものの中に自分のやりたいことがあるのかと模索すること。それがクラスと個人の両方を幸せにする「ツボ」になります。
ツボ打ちのポイントは
(1)みんなの目にわかりやすいアクションであること(可視性)
(2)個人としてもぜひやりたいと思えるアクションであること(共感性)
(3)すぐに体を動かせる具体的なアクションであること(運動性)
この三つの条件が揃ったことをクラスの様子や学校行事などを考慮しながらツボを打っていけばいい。
「楽しむためにがんばる」という意見もありましたが、皆さんにこの言葉を紹介します。
「アノネがんばらなくてもいいからさ 具体的に動くことだね」 by相田みつを
何かをする時、ついつい頑張ってしまう。あれこれ考えて、やることやスケジュールを決めて満足してしまう。
それはよくないですね。どんな形であれ、具体的に実行した人が強いです。確実に一歩前進します。
「機会があれば、話してみる」という意見もありましたが、機会は自ら作るものです。
自分から話しかけてみたり、そのような企画を立ち上げてみたり、自分から行動してみましょう。
今回の意見の中に、「クラス会」(学級レク、食べる、春休みに集合して何かする)という意見が12名ありました。年度内にクラス会を企画するかどうかは、皆さんにお任せします。(やるとしたら修了式か春休みですね)
クラスの代表を務めた1学期、2学期、3学期の学級役員の6名にどうするか決めてもらって、もしやる場合は何をするのか企画してもらいたいと思います。学級役員ではないけれど、クラス会をやりたいと思う人は「クラス会やりたいから企画して」と学級役員に一言お願いしましょう。またお願いするだけではなく、「みんなに参加してもらえるように呼びかけ手伝うよ」と自分から動くと実現するかと思います。ぜひ自分から一歩を踏み出して動いてくださいね。
「どのようにしたら、クラスの満足度があがるでしょうか?」
昨日のロングホームルームの時間に、クラスの皆さんにアイデアを出し合ってもらいました。
①まずは今年度(高2年が終わるまで)にできること。
②高3年がスタートして、1学期のうちにできること。
③来年の3月に卒業するまでにやっておきたいこと。
の時間を意識してアイデアを出してもらいました。
クラスの中で自分がやりたいことをするために大切なのは、クラスと自分が互いに合意できるテーマ、いわば「ツボ」を発見することがポイントです。クラス全体のビジョンやみんながやりたいと思っていることを理解して、それにマッチングするものの中に自分のやりたいことがあるのかと模索すること。それがクラスと個人の両方を幸せにする「ツボ」になります。
ツボ打ちのポイントは
(1)みんなの目にわかりやすいアクションであること(可視性)
(2)個人としてもぜひやりたいと思えるアクションであること(共感性)
(3)すぐに体を動かせる具体的なアクションであること(運動性)
この三つの条件が揃ったことをクラスの様子や学校行事などを考慮しながらツボを打っていけばいい。
「楽しむためにがんばる」という意見もありましたが、皆さんにこの言葉を紹介します。
「アノネがんばらなくてもいいからさ 具体的に動くことだね」 by相田みつを
何かをする時、ついつい頑張ってしまう。あれこれ考えて、やることやスケジュールを決めて満足してしまう。
それはよくないですね。どんな形であれ、具体的に実行した人が強いです。確実に一歩前進します。
「機会があれば、話してみる」という意見もありましたが、機会は自ら作るものです。
自分から話しかけてみたり、そのような企画を立ち上げてみたり、自分から行動してみましょう。
今回の意見の中に、「クラス会」(学級レク、食べる、春休みに集合して何かする)という意見が12名ありました。年度内にクラス会を企画するかどうかは、皆さんにお任せします。(やるとしたら修了式か春休みですね)
クラスの代表を務めた1学期、2学期、3学期の学級役員の6名にどうするか決めてもらって、もしやる場合は何をするのか企画してもらいたいと思います。学級役員ではないけれど、クラス会をやりたいと思う人は「クラス会やりたいから企画して」と学級役員に一言お願いしましょう。またお願いするだけではなく、「みんなに参加してもらえるように呼びかけ手伝うよ」と自分から動くと実現するかと思います。ぜひ自分から一歩を踏み出して動いてくださいね。
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2014年03月12日
2014年3月12日(水)
2014年3月12日(水)
いまクラス全員の面談中です。質問事項は1年間で頑張ったことなど振り返りが中心です。その中でクラスの満足度の点数とその理由を聞いています。現在、25名の面談が終わったところですが、クラスの満足度の平均点は75.6点です。
90(5名)
「勉強熱心で周りにつられて」「勉強する環境としてはすごくいい、クラスがみんないい人」
「勉強したいときにしやすい」「質問とかもしやすくて、勉強もしやすい環境だから」「最初のころより、うちとけた感じ」
85(1名)
「思ったより楽しかった」
80(11名)
「勉強しやすいから」「楽しいから」「環境はいいかなと思う」「勉強する雰囲気があるから」
「もう少したのしみたいけど、楽しめなかったぶん(20点)」「勉強できる環境」「勉強する雰囲気」
「勉強しやすい環境」「文化祭とか、レクとか、楽しかったから」「楽しいから」「最近楽しい」
70(3名)
「マイペース」「前よりは明るくなった」「勉強がいい雰囲気」
65(1名)
「クラス会の様子をみて」
60(2名)
「最初よりは盛り上がっているけど。いまいちなところもあるから」
「まだなじめてないから。女子とは仲良くなれたけど、男子は」
50(1名)
「あまり喋らないひとがいるから、その人と関わっておけば」
30(1名)
「静かだから。なんでみんな自分のことを言えないのかな?黙っていればいい?」
自分の振り返りをするときは「点数」を気にするよりも「理由」を気にすることが大切です。
比較的満足度が高い人のなかでは「勉強」というキーワードを出した人が10名いましたので、勉強をする上でクラスの雰囲気が良かったのかなと思います。逆に満足度が低かった人のなかでは「まだなじめてないから」「あまり喋らないひとがいるから」「静かだから」というコメントがありました。振り返りをする目的は、次回は今よりもっと良くするためです。それは受験勉強もクラスの雰囲気も一緒です。「良かったところを維持して、可能ならもっと伸ばす」「悪かったところの理由を考えて改善点を出して実行してみる」ことが大切です。受験勉強も点数が低くてその理由がわかっていても何もしなければ変わりません。改善する方法は「すぐに体を動かせる具体的なアクション」を出して実際に行動してみること。今より良くしたいなら対策を考えて行動しましょう。「良くしたいな」と思っても行動しなければずっと同じです。
いまクラス全員の面談中です。質問事項は1年間で頑張ったことなど振り返りが中心です。その中でクラスの満足度の点数とその理由を聞いています。現在、25名の面談が終わったところですが、クラスの満足度の平均点は75.6点です。
90(5名)
「勉強熱心で周りにつられて」「勉強する環境としてはすごくいい、クラスがみんないい人」
「勉強したいときにしやすい」「質問とかもしやすくて、勉強もしやすい環境だから」「最初のころより、うちとけた感じ」
85(1名)
「思ったより楽しかった」
80(11名)
「勉強しやすいから」「楽しいから」「環境はいいかなと思う」「勉強する雰囲気があるから」
「もう少したのしみたいけど、楽しめなかったぶん(20点)」「勉強できる環境」「勉強する雰囲気」
「勉強しやすい環境」「文化祭とか、レクとか、楽しかったから」「楽しいから」「最近楽しい」
70(3名)
「マイペース」「前よりは明るくなった」「勉強がいい雰囲気」
65(1名)
「クラス会の様子をみて」
60(2名)
「最初よりは盛り上がっているけど。いまいちなところもあるから」
「まだなじめてないから。女子とは仲良くなれたけど、男子は」
50(1名)
「あまり喋らないひとがいるから、その人と関わっておけば」
30(1名)
「静かだから。なんでみんな自分のことを言えないのかな?黙っていればいい?」
自分の振り返りをするときは「点数」を気にするよりも「理由」を気にすることが大切です。
比較的満足度が高い人のなかでは「勉強」というキーワードを出した人が10名いましたので、勉強をする上でクラスの雰囲気が良かったのかなと思います。逆に満足度が低かった人のなかでは「まだなじめてないから」「あまり喋らないひとがいるから」「静かだから」というコメントがありました。振り返りをする目的は、次回は今よりもっと良くするためです。それは受験勉強もクラスの雰囲気も一緒です。「良かったところを維持して、可能ならもっと伸ばす」「悪かったところの理由を考えて改善点を出して実行してみる」ことが大切です。受験勉強も点数が低くてその理由がわかっていても何もしなければ変わりません。改善する方法は「すぐに体を動かせる具体的なアクション」を出して実際に行動してみること。今より良くしたいなら対策を考えて行動しましょう。「良くしたいな」と思っても行動しなければずっと同じです。
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2014年03月11日
2014年3月11日(火)
2014年3月11日(火)
毎日朝に1日の予定を興人手帳に書いてもらっています。金曜日には週末の土日の予定も記入してもらっています。
「土日はほとんど家にいるので、家で勉強する」と予定を立てても、「家では勉強できなかった」という人は多いと思います。ある生徒の一日の予定では「家で勉強」、今日のつぶやき「勉強できなかった」と書いてあった。
そして今週の反省でこのようなことが書いてありました。
「たーくさん勉強したい。頭イカれるほど。」「家で集中する方法が知りたいです。教えてちょ」
さて、どうやったら家で集中することができるでしょうか?
担任の方から、「○○した方がいい」という「正解」のようなことを伝えることはできますが、その方法が合う人もいれば、言われて通りにやってみても、うまくいかないこともあります。なので、「○○した方がいい」というかわりに、「自分にあった家で集中する方法の見つけ方」を教えたいと思います。
やりかたは難しくありません。「出来事:○」を「なぜ:?」「なるほど:!」「これだ:→」の順番で考えてみます。
○:「家で勉強しようと思っているけど、集中できない」
?:「なぜ家で集中することができないのか?」
!:「ついついテレビを見てしまうからだ!」「つかれて寝てしまうからだ!」「何をするか決まっていないからだ!」
→:「テレビを見る時間を決めて勉強」「いっそ家では勉強よりも睡眠優先にする」「1日15分寝る前に必ず英単語する」
という感じです。
「家で勉強しようと思っているけど、集中できない」「なぜ家で集中することができないのか?」という疑問に対して、出てくる意見(根本原因)は人によって違います。もしテレビが原因の人なら、テレビを見る時間を制限して勉強時間にあてること。部活や塾で帰りが遅くて帰ったら食事・お風呂で寝るだけの人は家では勉強よりも早く寝る習慣を作って睡眠を増やし、学校や塾で集中する方がいいかもしれません。また勉強しようと思っていても何をするのか具体的に決めていない人は、1日15分寝る前に必ず英単語をするなど、やることを具体的に決めて習慣化することがいいと思います。また「なぜテレビばかり見てしまうのか?」ということについても、「なぜ?」「なるほど!」「これだ→」を自分で考えてみましょう。誰かに答えを教えてもらうのでなく、自分で考えて答えを導き出せるようになれたらいいですね。
勉強したい意欲もあるのに集中できない理由は「具体的にやること、やる場所、やる時間」のどれか(または全て)が決まっていないことが理由になります。定期テストの時は全員が集中して問題を解いています。「目の前のテスト問題を、教室で、50分で解く」というふうに、「やること、やる場所、やる時間」が具体的に決まっています。漠然と「勉強がんばって、やる場所きまってないけど、1日中」と言われても集中はできません。なので、学校や家に限らず集中したい場合は、やることを具体的に「この問題集を2ページ」「英単語50個」など決めてきめて、「1時間やる」など決めた方がいいです。まずはあれこれ長時間やろうとせずに、「これを1時間絶対やる」と決めてみましょう。集中できますよ。
毎日朝に1日の予定を興人手帳に書いてもらっています。金曜日には週末の土日の予定も記入してもらっています。
「土日はほとんど家にいるので、家で勉強する」と予定を立てても、「家では勉強できなかった」という人は多いと思います。ある生徒の一日の予定では「家で勉強」、今日のつぶやき「勉強できなかった」と書いてあった。
そして今週の反省でこのようなことが書いてありました。
「たーくさん勉強したい。頭イカれるほど。」「家で集中する方法が知りたいです。教えてちょ」
さて、どうやったら家で集中することができるでしょうか?
担任の方から、「○○した方がいい」という「正解」のようなことを伝えることはできますが、その方法が合う人もいれば、言われて通りにやってみても、うまくいかないこともあります。なので、「○○した方がいい」というかわりに、「自分にあった家で集中する方法の見つけ方」を教えたいと思います。
やりかたは難しくありません。「出来事:○」を「なぜ:?」「なるほど:!」「これだ:→」の順番で考えてみます。
○:「家で勉強しようと思っているけど、集中できない」
?:「なぜ家で集中することができないのか?」
!:「ついついテレビを見てしまうからだ!」「つかれて寝てしまうからだ!」「何をするか決まっていないからだ!」
→:「テレビを見る時間を決めて勉強」「いっそ家では勉強よりも睡眠優先にする」「1日15分寝る前に必ず英単語する」
という感じです。
「家で勉強しようと思っているけど、集中できない」「なぜ家で集中することができないのか?」という疑問に対して、出てくる意見(根本原因)は人によって違います。もしテレビが原因の人なら、テレビを見る時間を制限して勉強時間にあてること。部活や塾で帰りが遅くて帰ったら食事・お風呂で寝るだけの人は家では勉強よりも早く寝る習慣を作って睡眠を増やし、学校や塾で集中する方がいいかもしれません。また勉強しようと思っていても何をするのか具体的に決めていない人は、1日15分寝る前に必ず英単語をするなど、やることを具体的に決めて習慣化することがいいと思います。また「なぜテレビばかり見てしまうのか?」ということについても、「なぜ?」「なるほど!」「これだ→」を自分で考えてみましょう。誰かに答えを教えてもらうのでなく、自分で考えて答えを導き出せるようになれたらいいですね。
勉強したい意欲もあるのに集中できない理由は「具体的にやること、やる場所、やる時間」のどれか(または全て)が決まっていないことが理由になります。定期テストの時は全員が集中して問題を解いています。「目の前のテスト問題を、教室で、50分で解く」というふうに、「やること、やる場所、やる時間」が具体的に決まっています。漠然と「勉強がんばって、やる場所きまってないけど、1日中」と言われても集中はできません。なので、学校や家に限らず集中したい場合は、やることを具体的に「この問題集を2ページ」「英単語50個」など決めてきめて、「1時間やる」など決めた方がいいです。まずはあれこれ長時間やろうとせずに、「これを1時間絶対やる」と決めてみましょう。集中できますよ。
Posted by 高校の先生 at
07:00
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2014年03月10日
2014年3月10日(月)
2014年3月10日(月)
生徒との面談での会話の内容です。皆さんのヒントになればと思い、少し共有したいと思います。(その2)
Q:2年生で後悔していることは?「勉強と運動」
勉強は、模試とかの成績を上げたかった。国数英はA以上、理科はB以上は取りたかった。運動はなかなかできなかった。週に2回(主に土日)、夕方1時間くらいは走ることを目標にしていたけど、模試や定期テスト前とか勉強をしていたらほとんどして走れなかった。運動は体育のときくらいしかやっていない。
A:勉強時間を確保するのと同じくらい、好きなことをすることをするのも重要。まずはスケジュールに予定を確保。
受験勉強を本格的にスタートするときに、始めにやりがちなことは「勉強時間を確保するために、好きなことや睡眠時間を削ること」です。たしかに、ダラダラと特に見たくもないテレビ番組をみたりしていて、自分でも無駄なことをしていたなと思うのであれば、その時間を削ることは大切。でも、睡眠時間や好きなことを削ってまで、勉強時間を確保することは受験勉強をする上で、あまり効果的とはいえません。受験勉強で勉強時間を確保することと同じくらい重要になってくるのは「ストレスをコントロールすること」です。週に1~2回くらい、3時間程度好きなことをやっても、勉強時間は十分に確保できます。(1日24時間×7日間=168時間。そのうち3時間はわずか1.78%です)
まずは土日の勉強は夕方までに終わらせて、18時からリフレッシュもかねて運動するスケジュールを入れましょう。好きなことをする時間を確保することで、より集中してがんばることができます。そして日曜日の夜は早めに寝る習慣を。
Q:2年生で後悔していることは?「物理取ったこと」
A:自分の受験科目で迷っている人はまだクラスで半分近くいます。琉球大学医学部保健学科を目指すために「数Ⅲ」をとるかどうか。または理科や社会の選択科目をどうするか。よく迷うのは第一希望の大学では必要ないけれど、第二希望の大学では受験で必要な場合。2年生の頃は希望する大学で受験科目まであまり意識してなかたっと思いますが、戦略的に受験勉強をするのであれば、自分の強み弱みを把握して、どの科目で勝負するのかを決めた方がいいと思います。可能性を広げるために選択していたことが、あとから後悔することになるかもしれません。
まずは、自分がどこの大学の学部学科に行きたいのかを、じっくり考えてみること。受験科目では何が必要なのかを考えて、受験科目を確認しながら第二志望の大学を検討することをオススメします。
生徒との面談での会話の内容です。皆さんのヒントになればと思い、少し共有したいと思います。(その2)
Q:2年生で後悔していることは?「勉強と運動」
勉強は、模試とかの成績を上げたかった。国数英はA以上、理科はB以上は取りたかった。運動はなかなかできなかった。週に2回(主に土日)、夕方1時間くらいは走ることを目標にしていたけど、模試や定期テスト前とか勉強をしていたらほとんどして走れなかった。運動は体育のときくらいしかやっていない。
A:勉強時間を確保するのと同じくらい、好きなことをすることをするのも重要。まずはスケジュールに予定を確保。
受験勉強を本格的にスタートするときに、始めにやりがちなことは「勉強時間を確保するために、好きなことや睡眠時間を削ること」です。たしかに、ダラダラと特に見たくもないテレビ番組をみたりしていて、自分でも無駄なことをしていたなと思うのであれば、その時間を削ることは大切。でも、睡眠時間や好きなことを削ってまで、勉強時間を確保することは受験勉強をする上で、あまり効果的とはいえません。受験勉強で勉強時間を確保することと同じくらい重要になってくるのは「ストレスをコントロールすること」です。週に1~2回くらい、3時間程度好きなことをやっても、勉強時間は十分に確保できます。(1日24時間×7日間=168時間。そのうち3時間はわずか1.78%です)
まずは土日の勉強は夕方までに終わらせて、18時からリフレッシュもかねて運動するスケジュールを入れましょう。好きなことをする時間を確保することで、より集中してがんばることができます。そして日曜日の夜は早めに寝る習慣を。
Q:2年生で後悔していることは?「物理取ったこと」
A:自分の受験科目で迷っている人はまだクラスで半分近くいます。琉球大学医学部保健学科を目指すために「数Ⅲ」をとるかどうか。または理科や社会の選択科目をどうするか。よく迷うのは第一希望の大学では必要ないけれど、第二希望の大学では受験で必要な場合。2年生の頃は希望する大学で受験科目まであまり意識してなかたっと思いますが、戦略的に受験勉強をするのであれば、自分の強み弱みを把握して、どの科目で勝負するのかを決めた方がいいと思います。可能性を広げるために選択していたことが、あとから後悔することになるかもしれません。
まずは、自分がどこの大学の学部学科に行きたいのかを、じっくり考えてみること。受験科目では何が必要なのかを考えて、受験科目を確認しながら第二志望の大学を検討することをオススメします。
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07:00
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2014年03月07日
2014年3月7日(金)
2014年3月7日(金)
生徒との面談での会話の内容です。皆さんのヒントになればと思い、少し共有したいと思います。
Q:「志望校が決まらないです」
志望校は決まってないけど、沖縄を出て県外に行きたい。だけど希望する学部も決まっていない。理系を選んでいるのは、日本史は嫌いではないけど倫理政経が苦手で社会二科目がきついから。親は「国公立がいいけど、私立に行きたいところがあるならOK」と言っている。目指すところを早く決めたいけど、決まらないからやる気がでない。
A:「東京に行きたい」という理由で大学を選んでもOK。専門で学びたいことがなければ「幅広い知識」を学ぼう。
「将来やりたいことを決めなさい」と親や先生は言いますが、高校二年生で自分が将来目指したいことが明確な人のほうが正直少ないです。理系・文系を選ぶのも「将来この仕事をしたいから」という動機があればいいけれど、今の時点で「やりたい仕事」を選ぶのは難しい。そもそもどれくらいの職業が世の中にあるの?やりたいことや憧れは、人との出会いや経験で変化していきます。高校時代に出会う大人は、学校の先生と親くらい。大学に進学すると多くの出会いがあり視野が広がります。大学でいろいろなことを経験しながら、「自分がどういうことをしたいかを考える」のもOK。その場合の学部選びは、「幅広い知識を学べそう」という基準で選んでもいいと思います。
幅広い知識を学べる学部を紹介すると、例えば「総合政策学部」などがあります。
○青山学院大学の総合文化政策学部
最先端の文化・芸術・情報の発信基地である“渋谷・青山エリア”に立地する本学の特色を最大限に生かして、文化創造の21世紀を担うクリエイティブな人材を育成します。
Q:「受験生モードにいまいちなりきれていない」
定期テストで追い込まれたときはやるけど、普段の余裕があるときはあんまり。「まだ時間があるや」と思って、できなくなる。周りが静かで、何もなければ集中できるけど、家ではテレビの誘惑で集中できない。また模試の結果とかみると焦りすぎて、何をやったらいいのかわからなくなる。
A:1年先の遠い目標ではなく、3ヶ月後の模試にあわせて戦略を立てて「○点アップさせるためにやること」を決める。
今までの「テスト」は、年5回の中間テストと期末テスト。集中力がある人ほど、「テスト直前に一気にやるから普段はやらなくても大丈夫」という学習習慣ができていたと思います。定期テストではそれでOKでした。これから受験を意識した時の勉強法としては、「次の模試までに○点アップ」というのを意識して勉強するのをオススメします。模試の判定で「あと50点でB判定になります」などコメントがあります。「国語・数学・理科・社会・英語」で各教科10点アップさせて50点という方法もあれば、「あまり勉強していなかった理科・社会を春休みに集中的にやって各20点アップさせて、苦手な英語を10点アップさせる」という方法もあります。定期テストでは「全科目勉強する計画」が大切でしたが、受験に向けては漠然と5教科勉強するのではなくて、「克服するテーマ」「やる内容」の戦略を立ててやることが大切です。「次の模試までの3ヶ月は○○を重視」というテーマを決めることで集中力もアップします。
生徒との面談での会話の内容です。皆さんのヒントになればと思い、少し共有したいと思います。
Q:「志望校が決まらないです」
志望校は決まってないけど、沖縄を出て県外に行きたい。だけど希望する学部も決まっていない。理系を選んでいるのは、日本史は嫌いではないけど倫理政経が苦手で社会二科目がきついから。親は「国公立がいいけど、私立に行きたいところがあるならOK」と言っている。目指すところを早く決めたいけど、決まらないからやる気がでない。
A:「東京に行きたい」という理由で大学を選んでもOK。専門で学びたいことがなければ「幅広い知識」を学ぼう。
「将来やりたいことを決めなさい」と親や先生は言いますが、高校二年生で自分が将来目指したいことが明確な人のほうが正直少ないです。理系・文系を選ぶのも「将来この仕事をしたいから」という動機があればいいけれど、今の時点で「やりたい仕事」を選ぶのは難しい。そもそもどれくらいの職業が世の中にあるの?やりたいことや憧れは、人との出会いや経験で変化していきます。高校時代に出会う大人は、学校の先生と親くらい。大学に進学すると多くの出会いがあり視野が広がります。大学でいろいろなことを経験しながら、「自分がどういうことをしたいかを考える」のもOK。その場合の学部選びは、「幅広い知識を学べそう」という基準で選んでもいいと思います。
幅広い知識を学べる学部を紹介すると、例えば「総合政策学部」などがあります。
○青山学院大学の総合文化政策学部
最先端の文化・芸術・情報の発信基地である“渋谷・青山エリア”に立地する本学の特色を最大限に生かして、文化創造の21世紀を担うクリエイティブな人材を育成します。
Q:「受験生モードにいまいちなりきれていない」
定期テストで追い込まれたときはやるけど、普段の余裕があるときはあんまり。「まだ時間があるや」と思って、できなくなる。周りが静かで、何もなければ集中できるけど、家ではテレビの誘惑で集中できない。また模試の結果とかみると焦りすぎて、何をやったらいいのかわからなくなる。
A:1年先の遠い目標ではなく、3ヶ月後の模試にあわせて戦略を立てて「○点アップさせるためにやること」を決める。
今までの「テスト」は、年5回の中間テストと期末テスト。集中力がある人ほど、「テスト直前に一気にやるから普段はやらなくても大丈夫」という学習習慣ができていたと思います。定期テストではそれでOKでした。これから受験を意識した時の勉強法としては、「次の模試までに○点アップ」というのを意識して勉強するのをオススメします。模試の判定で「あと50点でB判定になります」などコメントがあります。「国語・数学・理科・社会・英語」で各教科10点アップさせて50点という方法もあれば、「あまり勉強していなかった理科・社会を春休みに集中的にやって各20点アップさせて、苦手な英語を10点アップさせる」という方法もあります。定期テストでは「全科目勉強する計画」が大切でしたが、受験に向けては漠然と5教科勉強するのではなくて、「克服するテーマ」「やる内容」の戦略を立ててやることが大切です。「次の模試までの3ヶ月は○○を重視」というテーマを決めることで集中力もアップします。
Posted by 高校の先生 at
07:00
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